2003年4月9日(水)「しんぶん赤旗」
【ベルリン7日片岡正明】ドイツのライプチヒで七日、恒例になったイラク戦争反対の第十三回目の月曜デモが行われ、約三万人が参加。「平和のために立ちあがろう」「今こそ平和を」などの横断幕を掲げて行進しました。
独MDRテレビによると、デモの集会でトーマス教会のウォルフ牧師がイラク戦争で行われているような「市民の虐殺は認めるわけにはいかない。虐殺に慣れてはいけない」と訴えました。ニコライ教会の牧師は「戦争は紛争解決の偽りの手段であり、犯罪的手段だ」とのべ、ブッシュ米大統領の国連と国際法軽視を批判しました。
この日、ハレでも約千人が参加する集会、デモが行われました。