2003年4月10日(木)「しんぶん赤旗」
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悲しい表情を浮かべる少年が描かれたポスター。愛知県平和委員会青年・学生部は、イラク戦争反対の思いを広げようと「イラク戦争NO! 連名アピール」のポスターを製作。「子どもたちの笑顔を奪わないで」とポスターを広めています。
賛同者集めは、「本当にできるのか」と不安を抱きながらも、イラク攻撃がはじまる前の三月八日から開始しました。
友人・知人のほか、二十人はイラク戦争反対の街頭宣伝で対話になり、「私も名前を載せたい」と共感してくれた人たちで、個人は七十八人。団体は大阪府平和委員会青年・学生部と東京の平和団体「P魂s(ピーソウルズ)」が賛同しました。カンパもあり三百枚のポスターができあがりました。
ポスターの少年を描いた笹山恵さん(20)は「イラク戦争になって、笑顔を奪われていく子どもたちを表現しました」と話しました。
青年学生部の高木秀一さん(20)は、「ピースウオークなどで出会う、イラク戦争に反対する人に連名ポスターに参加してもらい、二回、三回と続けていきたいです」と意気込んでいます。