2003年4月11日(金)「しんぶん赤旗」
安保破棄愛媛県実行委員会、県民大運動各界連絡会議などは十日昼、松山市内で「イラク戦争の終わり方がどうであれ、平和のルールを破った先制攻撃は許せません。自民党や公明党が、戦争に賛成した事実は消せません」と宣伝しました。この宣伝行動は、二度の戦争中止を求めるパレードに続き、先週から毎週木曜日に取り組んでいるものです。
参加者はイラク戦争の残虐性や不当性を訴え、「アメリカの戦争に協力する有事法制にも反対しよう」と、ブッシュ米大統領と小泉純一郎首相あてのメッセージカードの記入を呼びかけました。
市内の予備校に通う男性(19)は「病院に運ばれる子どもの映像とか見てても、大量破壊兵器を使ってるのはアメリカですよね。戦争で解決することはあり得ないと思います」と話しました。
二十歳代の男性も「テレビを見てるとアメリカがいいことをしているようでいやだ」と話し、メッセージカードに記入していました。
寄せられたカードには「子どもや弱い人たちが被害を受ける。戦争は早くやめて」「人殺しはイヤだ」などと書かれていました。