日本共産党

2003年4月12日(土)「しんぶん赤旗」

“反戦の意思 投票で”

作家・島田雅彦さん

週刊誌コラムで主張

自民、公明などへの審判訴え


 作家の島田雅彦氏は「反戦の意思を投票で示す」と題した週刊誌のコラムで、イラク戦争推進の自民、公明、保守新党に選挙で審判を下すことができると書いています。

 三月三十日号『サンデー毎日』連載のコラム「楽しいナショナリズム」(四月十三日号で終了)のなかで島田氏は、戦争開戦前の時点で「アメリカは堂々と国際法に反して、政権転覆を図るだろう。民主的な政権を樹立するというのはいつものアメリカの言い草だが、そんなものができたためしがあるだろうか?」と批判。米英の支持を決めた日本政府の姿勢についても「外務省は今後、アメリカ国務省日本課と呼んだ方がいい」と皮肉っています。

 そして、有権者が選挙権を「切り札」として行使することで、小泉首相はじめ戦争支持の施政者を「戦犯として裁く」ことができると指摘。「来る選挙ではその切り札を使い、あらためて反戦の意思を国政の場で示すことができる。投票率が上がれば、対米従属の自民党も、平和主義を裏切った公明党も、おまけの保守新党も政権から追い出されるはずだ」とのべています。


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