2003年4月12日(土)「しんぶん赤旗」
ちひろ美術館(東京、安曇野)が三月から「イラクの子どもたちを戦火にさらさないで」の署名運動を呼びかけていますが、十一日現在、二千人を超える賛同の署名が送られてきています。同署名は、絵を通して平和の大切さを語り続けた、いわさきちひろの思いを受け継いだものです。
同館では、先月二十一日に、いわさきちひろ記念事業団理事長の山田洋次さん、ちひろ美術館・東京館長の黒柳徹子さん、安曇野ちひろ美術館館長の松本猛さんが連名で「緊急アピール イラクへの軍事行動はやめて」を発表。
ちひろ美術館が作製した「ちひろ NO WAR ステッカー」を中心に「戦争やめて平和を」の取り組みも広がっています。
返信用封筒を添えたステッカーの申し込みは千百八十五件、一万六千二百五十枚になりました。