2003年4月14日(月)「しんぶん赤旗」
環境NGOの「地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)」は十三日までに、米ブッシュ大統領、英ブレア首相、小泉首相に「米英のイラクへの武力攻撃の即時停止を求めるアピール」を送付しました。
「国連憲章と国際法に明らかに違反した今回の武力攻撃で、何の罪もない市民や子どもたちの命が奪われ、傷つけられていることを許すことはできません」と訴える同アピールは、緊急シンポジウム「イラク戦争と環境破壊」(九日開催)の参加者含め約三百五十人の賛同者をえたもの。
油井の炎上や劣化ウラン弾の使用など「戦争は環境破壊の最大の原因」と指摘し、米英にたいし武力攻撃の即時停止とともに「いち早くイラク戦争の支持を表明した小泉首相にたいし、支持表明の撤回と、武力攻撃の即時停止に向け」た行動を要請しています。