2003年4月16日(水)「しんぶん赤旗」
【カイロ14日小玉純一】エジプトのムバラク大統領とヨルダンのアブドラ国王は十四日、フセイン体制崩壊後のイラク情勢についてカイロで会談し、イラクからの米英軍撤退と、イラクの人々を代表する政府の樹立を呼びかけました。フセイン体制崩壊後、アラブの国の元首同士が、共同して米英軍の撤退を呼びかけたのは初めて。また米国が事実上のかいらい政権を狙っているもとで、イラクの人々による政府樹立の意義を述べたものとして注目されます。
両者の会談後、エジプトのマーヘル外相とヨルダンのムアシェル外相が会見。マーヘル外相は「外国軍の撤退とイラクの人々によって選ばれた政府の樹立」を主張し、「われわれは、イラクの人々、全勢力を真に代表する政府を求める。それは樹立される政府をわれわれが判断する基準になる」と述べました。ムアシェル外相も「イラクの内部から広く人々を代表する確かな政府」と、外国軍の撤退を求めました。