2003年4月19日(土)「しんぶん赤旗」
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陸・海・空・港湾労組二十団体と宗教者ネット、キリスト者平和ネット、市民緊急行動の四団体が十八日、国会前で「ストップ!有事法制、やめろ!イラク攻撃」と抗議行動を繰り広げました。
各団体から二百人が参加。この日、衆院有事法制特別委員会で、有事関連法案の質疑が始まったこともあり、参加者は緊迫した表情で「命と人権を奪い、憲法に違反する有事法制は絶対反対。廃案にせよ」「イラク戦争では、いまだに大量の殺りくが行われている。直ちに攻撃をやめよ」と訴えました。
各団体の代表が次々にあいさつ。宗教者は「有事法制は国家が起こす戦争に従わせる人間づくりをすすめる法律であり、人間の尊厳を踏みにじり、内心の自由も規制する。許せない」と強調。航空労組連絡会の村中哲也副議長が行動提起し「世界と日本の平和のため、有事法案廃案までがんばろう」といっそうの奮闘を呼びかけました。
日本共産党の小泉親司参院議員、社民党の国会議員が駆けつけ、激励し、ともにたたかう決意を表明しました。