2003年4月25日(金)「しんぶん赤旗」
二十四日の衆院議院運営委員会理事会で、暴力団系企業から秘書給与の肩代わりを受けていた保守新党の松浪健四郎議員の辞職勧告決議案の取り扱いをめぐり、野党側は議運委員会で趣旨説明、質疑のうえ採択し、本会議に上程するよう求めました。自民党、公明党など与党側は、委員会での趣旨説明さえも拒否しました。
理事会終了後、野党理事・委員が抗議の記者会見をおこない、「事実関係が明白なのに、辞職勧告決議案の説明さえさせないのは、くさいものにふたをするものだ」(日本共産党の佐々木憲昭議員)と与党の姿勢を強く批判。引き続き、辞職勧告決議案の本会議上程を求めていくことを表明しました。