2003年4月26日(土)「しんぶん赤旗」
雇用保険改悪法、本州四国連絡橋公団債務処理法、直轄高速道路建設法が、二十五日午前の参院本会議で、自民、公明、保守新の与党三党の賛成多数で可決、成立しました。日本共産党はじめ野党四党はいずれも反対しました。
雇用保険改悪法は来月の一日から施行。失業手当の給付率の下限を失業前賃金の60%から50%に引き下げます。支給期間は、「自己都合」で退職した正社員(雇用保険の加入期間五年以上)の場合で三十日間短縮されます。保険料は、二年後の四月以降、現行の1・4%から1・6%(弾力条項で1・8%まで可能)に引き上げます。