2003年4月29日(火)「しんぶん赤旗」
旧日米安保の発効日から五十一周年となる二十八日、広島県平和委員会など十六団体でつくる「テロ糾弾、報復戦争反対、有事法制許すな!広島共同センター」(藤本幸作代表)は有事関連法案の廃案を求める昼休みデモを行い、約百二十人が広島市中区の商店街を行進しました。
出発にあたってヒロシマ革新懇の利元克己事務局長が「個人情報保護法の衆院委員会可決が強行され、連休明け早々にも与党は有事法制の成立を狙っている。阻止するため、ともにがんばろう」とあいさつしました。新日本婦人の会広島県本部は地域班が「平和を守ろう」「テロも核もない世界を」などと寄せ書きした布をつなぎ合わせたタペストリーを掲げて行進。昼休みでにぎわうアーケードの中を、「国民を戦争に動員するな」「アメリカはイラクから撤退せよ」などのシュプレヒコールが響き渡りました。