2003年5月3日(土)「しんぶん赤旗」
有事法案をめぐる動きが連休明けに一気に緊迫する局面を受け、有事法制は許さない運動推進連絡センターは二日、世話人団体会議を開催し、情勢論議するとともに、臨戦態勢をとることや当面の行動についても確認しました。情勢論議のなかでは、アメリカの先制攻撃戦略にもとづくイラク攻撃を受け、有事法案の危険がいっそう浮き彫りになっていること、修正案論議がされているが本質的にはまったく修正がされていないことなどが指摘され、急いで職場・地域から声をあげ、多くの国民に有事法案の危険をしらせる重要性が強調されました。
連休中にも宣伝・対話・署名活動をすすめることを話し合うとともに、全国約六百の地域連絡会が活動をつよめるようによびかけ。当面、八日午後二時から、東京・全労連会館で開催する「有事関連法案の廃案をめざす全国代表者会議」を全団体、全国からの代表を結集し大きく成功させること、十四日午後六時半から日比谷野外音楽堂で開催する「有事法案反対緊急集会」を圧倒的に成功させることを確認しました。