2003年5月8日(木)「しんぶん赤旗」
国民平和大行進(和歌山―広島コース)は七日、和歌山県橋本市を出発しました。
橋本市役所前での出発集会で日本共産党の阪本久代市議は、イラク戦争に対し世界でかつてない反戦運動や国連の努力があったことを指摘。一方で、小泉政権が無法な戦争を支持し、さらに、アメリカの先制攻撃に日本を参加させる有事法制強行をねらっていることを厳しく批判し、同法案阻止に全力をあげる決意を表明しました。
地元原水協の窪田賢氏(県教職員組合伊都支部)ら各行進参加者も、イラク戦争を支持した小泉政権が、日本を戦争する国にするため有事法制強行や教育基本法改悪に躍起になっていると批判し、これら悪法を阻止し、平和を守ろうと訴えました。
参加者ら七十人は、イラク戦争をめぐる反戦平和の世界的な高まりに共同し、核兵器廃絶と戦争反対の声を一層広めようとよびかけるアピールを採択し、市内を行進しました。
同行進は、県内五十市町村すべてを回り、六月八日、三重県に引き継がれます。