2003年5月9日(金)「しんぶん赤旗」
衆院有事法制特別委員会の閣僚経験者は八日夕、有事法制にかんする自民党と民主党の「修正」協議について「協議が成り立つ場合には、幹事長会談か党首会談になる」とのべ、委員会理事レベルの協議が政党間協議に格上げされる可能性を示しました。
同氏は、会談の内容について、「法案の修正の中身と、基本法や危機管理庁といった民主党案にかんする覚書の二つになる」と指摘。採決の見通しについても「あす採決ということになれば、かなりの緊急事態だ。修正協議がまとまらなければ十二日採決、まとまれば十三日か十四日に(委員会で)採決して、十五日の本会議に間に合えばいい」とのべました。