日本共産党

2003年5月10日(土)「しんぶん赤旗」

有事法案廃案へ緊急行動を

代表世話人会開く

全国革新懇が提起


 全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は九日、東京都内で代表世話人会を開き、有事三法案をめぐる緊迫した情勢、七月五日に開催する第二十三回総会に提起する運動方針案作成などを討議しました。

 有事法案について、政府・与党は採決強行への動きを強めているが、同法案の危険性は明らかであり、なんとしても廃案にするため革新懇として緊急に行動しようとの提起がありました。具体的には、十四日に全国・都道府県・地域・職場革新懇による野党四党への要請行動を決めました。

 各地の有事法制反対の運動の広がりとして、愛知県で県革新懇も参加する「憲法九条を守る愛知実行委員会」が昨年来五回目の新聞意見広告を掲載し、十一日には県民集会を開くこと、福島県で郡山革新懇が共同ポスターをつくって張り出していることなどが紹介されました。

 運動方針案作成の討議では、小泉内閣の政策が破たんするもとで、政治の転換を願う国民のエネルギーを結集できるのが革新懇だと強調され、そのための目に見える新しい創造的なとりくみを検討しました。

 反共・反国民的政治の中心的柱、公明党・創価学会の問題を日本の民主政治の問題として重大視することや、イラク戦争反対に立ち上がった高校生や青年、若い母親たちの正義感や意欲を政治革新のうねりに合流させるための工夫と努力について討議しました。


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