2003年5月15日(木)「しんぶん赤旗」
有事三法案の衆院特別委員会採決が強行された十四日、全国革新懇が緊急によびかけた国会要請行動には宮城、鳥取、福岡など全国各地の革新懇組織から三十六人が参加しました。
同委員会を傍聴し採決の場面をつぶさに見た参加者は、「賛成議員がニタニタ笑う姿に怒りでいっぱい」「引き続きたたかいを広げ、絶対に成立させないために全力をあげよう」と決意を固め合いました。
「有事法制は許さない! 運動推進連絡センター」がおこなった要請行動に合流した後、各地の運動を交流しました。夜行寝台で上京した山口県革新懇の代表は「県内には岩国基地がある。なんとしても廃案に」とのべ、二十三日に実行委員会主催で県民集会を開くことを報告。京都・乙訓革新懇は二月から毎週土曜日かかさず宣伝を続け、この間に三回のピースパレードにとりくんだこと、群馬革新懇も参加する実行委員会主催のピースパレードは目標の千人を大きく超える二千人が参加したことなどが報告されました。
日本共産党の児玉健次国対委員長代理は「参院では徹底審議することがなにより大事。一日一日全力をあげ、力を合わせて廃案に追いこむまでたたかいを広げましょう」とのべました。