2003年5月23日(金)「しんぶん赤旗」
「有事法案は絶対に許さない」と二十二日、国会議員への要請や参院の委員会傍聴など、国会行動が朝から繰り広げられました。「有事法制は許さない!運動推進連絡センター」が呼びかけたもので、昼休み行動には各地から七十人余が参加し、意気高く決意をのべました。
団体や労働組合などの代表が、宣伝・署名、地元議員への要請などのとりくみを紹介。地元での廃案へ向けた活動を語り、二十三日午後六時半から東京・明治公園で開かれる「5・23大集会」の成功に全力をあげると表明しました。
「一言発言」では、「午前中に自民党など十二人の参院議員に要請した。“中小業者は平和でこそ商売できる”と有事法案反対を訴えた」(東京・豊島民商)、「各地でハンドマイク宣伝をしている。二十三日は百人が上京して地元選出議員に要請する。何としても廃案にしたい」(新日本婦人の会)などと発言しました。
新潟県の民医連の代表は、「連日宣伝カーを運行し、地域宣伝をしている。来週は新潟市役所前にテントを張り、座り込んでアピールする」と報告。国公労連の代表は、「労働省は戦前、(戦争遂行の)勤労動員省の役割を担わされた。戦争する国にする有事法案の阻止に全力あげる」とのべました。