2003年5月31日(土)「しんぶん赤旗」
|
与党が来週中にも有事三法案の成立をねらう緊迫した事態のなか、“戦争法案を廃案に追い込むには世論と運動がかぎを握っている”と、「STOP(ストップ)有事法制6・3緊急大集会」のとりくみが広がっています。
緊急大集会は、「有事法制は許さない!運動推進連絡センター」が呼びかけているもので、六月三日(火)午後六時半から東京・千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれます。集会に先立って、正午に日比谷公園に集合し、国会請願の昼デモを行います。
大阪連絡会はこの日、新幹線で八十人以上が上京。昼前から地元選出の国会議員への要請や「大阪代表団交流集会」の開催、昼デモなどにとりくみながら、夜の緊急大集会に合流します。
福岡県連絡会は地元の参院議員事務所に徹底審議を申し入れるとともに、代表八人が上京して直接、議員に要請し、昼デモや大集会に参加します。長野や山梨などの連絡会はバスを借り切って参加します。
首都圏では、神奈川や埼玉の新日本婦人の会、埼玉土建などが数百人規模の参加を目標にとりくみを強めています。
中央団体は、全国商工団体連合会が、各県連に「憲法違反の有事3法案は廃案に」などの宣伝・署名の強化や国会要請、大集会の成功を訴え、日本平和委員会は独自の推進ニュースで、会場あふれる大集会の成功を呼びかけています。