2003年6月7日(土)「しんぶん赤旗」
全国革新懇は六日、有事三法案の採決強行に抗議する宣伝を東京・JR御茶ノ水駅前でおこないました。弁士が「有事法制はアメリカが起こす戦争に自衛隊、国民を動員するもの。具体化を許さない運動を強めていきましょう」とよびかけました。
演説に立ち止まった埼玉県新座市の女性(61)は「反対は(参院で)三十二人しかいなかったんですって。戦争に巻き込まれるのはいや」。千葉県船橋市の看護師の女性(63)は「子どもたちを傷つける戦争は絶対に反対。日本はなぜアメリカに従うのかしら。もっと強い態度で“戦争しない”といってほしい」と話していました。
宣伝カーから全国革新懇の鯵坂真、栗原透、成瀬昇、谷内口浩二各代表世話人、日本共産党の松本善明衆院議員、高田公子・新婦人副会長、長瀬文雄・全日本民医連事務局長が訴えました。
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宣伝に先立ち全国革新懇は都内で代表世話人会を開き、第二十三回全国総会(七月五日)の運動方針案を討議しました。