2003年6月13日(金)「しんぶん赤旗」
|
日本共産党の市田忠義書記局長は十二日、国会内で記者会見し、イラク戦争による破壊状況や復興・人道支援問題などの調査のため、イラクへ党調査団を派遣すると発表しました。
調査団は、緒方靖夫国際局長・参院議員(団長)、赤嶺政賢衆院議員、森原公敏国際局次長(衆院比例北関東ブロック候補)の三氏。十三日に出発し、帰国まで一週間の予定です。
派遣の目的について市田氏は「イラク戦争による国土やインフラ(生活・社会基盤)の破壊状況などの視察をふくめ、イラクの政治・経済・社会情勢の現状把握、イラクの復興・人道支援の問題などの調査のためだ」とのべました。
緒方団長は「国連関係者やCPA(占領当局)、人道支援をしている人、生活している人から話を聞きたい。戦争の傷跡や復興・人道支援のポイント、治安の状況もよくみて、国際社会と日本がどういう支援をしていくべきか考える材料にしたい」とのべました。