日本共産党

2003年7月1日(火)「しんぶん赤旗」

イラク特措法案反対

「子が戦場へ…こわい」

党国会議員団の宣伝に反響


 与党が衆院で審議中のイラク特措法案の早期採決をねらうなか、日本共産党国会議員団は三十日、東京・JR渋谷駅ハチ公口前で緊急街頭演説を行いました。二日の日比谷野外音楽堂での緊急集会への参加と「しんぶん赤旗」購読を呼びかけ、法案に反対する請願署名を集めました。

 吉井英勝衆院議員は「自衛隊が米軍と行動すれば、日本はアメリカと一緒にイラクの攻撃をしにきたとみられるのは当然だ」と廃案へ追い込む決意を語りました。小泉親司参院議員は、党のイラク調査団の報告などから「傷ついた子どもたちの医療体制や不足する水の供給は現行法で可能で、直ちにやるべきだ。政府はこういうものに熱心でなく、自衛隊を海外派兵するだけの法案を通そうとしている」と批判しました。

 五十歳代の会社員の女性は「子どもが海外に戦争に行かされるようになるかもしれず、怖いですよ。派兵なんてしないで今でも大変な私たちの生活を何とかしてほしい」と署名に応じました。


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