2003年7月5日(土)「しんぶん赤旗」
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日本共産党、民主党、社民党、無所属の女性議員有志十六人は四日、産まない女性に対する人権侵害や集団レイプを擁護するような、太田誠一元総務庁長官、森喜朗前首相、福田康夫官房長官の一連の発言について、福田長官に抗議の申し入れを行いましたが同長官は面会しませんでした。
首相官邸を訪れた女性議員有志に対し、福田長官はじめ秘書官も不在を理由に面会を拒否したため、申し入れ文書を手渡すことはせず、福田長官自身が面会するまで申し入れを続けることを確認しました。
日本共産党からは、呼びかけ人である吉川春子参院議員、藤木洋子衆院議員のほか、瀬古由起子、中林よし子両衆院議員、西山とき子、畑野君枝、林紀子各参院議員が参加しました。
申し入れ後、吉川議員は記者団の質問に答え、「事前に連絡していましたが、官房長官はいない、秘書官も全員いないと受け取りを拒否されたので、手渡すことはできませんでした。これまでさまざまな問題で何度も官房長官に申し入れを行ってきましたが、原則として長官が会っていました。今日のような対応は異常です」と述べました。