2003年7月11日(金)「しんぶん赤旗」
【ワシントン9日遠藤誠二】米上院軍事委員会は九日、ラムズフェルド国防長官とフランクス前中央軍司令官を招きイラク問題の公聴会を開催しました。米兵への攻撃が後を絶たないイラク情勢の泥沼化を踏まえ各議員からは、イラク駐留の十四万五千人の米軍が占領をいつまで続けるのかとの質問が相次ぎました。
ケネディ上院議員(民主党)は、「われわれは世界で最も訓練された兵士を警察官として、射撃場のような場所に従事させている」「一貫性の欠けた計画がわれわれの努力を妨げている。部隊は疲れ、家族のもとに帰りたいと願っている。米国民は安定したイラクに向けた戦略を知りたい」とブッシュ政権のイラク占領政策を批判しました。
共和党のコリンズ議員は、イラクで米兵に「いつ帰郷できるのかと尋ねられた」と発言。民主党のデイトン議員も「米軍部隊はいつ帰国できるか」とただしました。
ラムズフェルド長官は「第二次大戦後のドイツや日本のことを考えてほしい。(イラク占領は)骨の折れる仕事で時間がかかる。忍耐が必要だ」と釈明しましたが、デイトン議員は納得しませんでした。