2003年7月12日(土)「しんぶん赤旗」
自衛隊を米英軍占領下のイラクに派遣するイラク特措法案の廃案を求めて、国際法、憲法、中東問題の研究者が十一日、緊急共同アピールを発表しました。
同アピールでは「『はじめに派兵ありき』として、自衛隊の派兵実績作りを急ぎ、やみくもにこの法案を成立させようとしている政府・与党」と「法案がはらむ重大な問題性について公正で批判的な報道を行っていないマスメディアの姿勢」に「憂慮」し、法案の廃案のため力を合わせるよう呼びかけています。
呼びかけ人・賛同者には、五十嵐正博(金沢大)、松田竹男(大阪市立大)、愛敬浩二(信州大)、浦田賢治(早稲田大)、小沢隆一(静岡大)、小林武(南山大)、三輪隆(埼玉大)、山内敏弘(龍谷大)、森英樹(名古屋大)、栗田禎子(千葉大)などの各氏が名を連ねています。