2003年7月17日(木)「しんぶん赤旗」
【カイロ16日小泉大介】現地からの報道によると、イラクの首都バグダッドの西方約二十キロで十六日午前、走行中の米軍車両が放置トラックのそばを通過したところ、このトラックが突然爆発し、米兵一人が死亡、三人が負傷しました。米軍側は、爆発は米軍車両を狙い遠隔操作でおこなわれたものとみています。
イラク側の攻撃による米兵の死者は百四十七人に達し、一九九一年の湾岸戦争中の米兵死者数に並びました。五月一日のブッシュ米大統領による戦闘終結宣言以降の攻撃による米兵死者は三十三人にのぼります。