2003年7月20日(日)「しんぶん赤旗」
【カイロ19日小泉大介】イラク占領米軍の報道官は十九日、首都バグダッドで十九日早朝、銀行を警備していた米兵一人がロケット弾による攻撃を受け死亡したと発表しました。
十八日午後にはバグダッド西方約五十キロのファルジャで、移動中の米軍車両が道路付近にしかけられた爆弾で爆破され炎上し、米兵一人が死亡しました。
この二つの事件により、戦闘、攻撃による米軍の死者は、ブッシュ大統領が戦闘終結宣言をした五月一日以降、三十五人となりました。また三月のイラク戦争開始時からの合計は百四十九人となり、一九九一年の湾岸戦争時の合計百四十七人を超えました。