2003年7月27日(日)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の赤嶺政賢衆院議員・沖縄県委員長は二十六日、沖縄・那覇市内各地で、街頭から緊急の国会報告を行い、イラク派兵法を強行採決した与党の暴挙を厳しく糾弾するとともに、自衛隊派兵を許さない県民のたたかいを広げようと訴えました。
赤嶺議員は「私たち沖縄県民は、沖縄戦で犠牲となり、平和の声をあげられない人々の代弁者として憲法九条を守り抜かなければなりません。そのために、イラク派兵を許さない県民の声を高くあげていこうではありませんか」とよびかけました。
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憲法違反のイラク派兵法を強行し、国民の暮らしに冷淡な自民・公明の小泉政権に「総選挙で国民の審判を」と二十六日、日本共産党の木島日出夫衆院議員(北陸信越ブロック比例候補)と小選挙区の長野一区・中野さなえ、三区・いわや昇介、四区・上田ひであき、五区・三沢好夫の各候補が長野駅前で訴えました。
木島議員は、自民・公明の小泉政権は「明々白々の憲法違反の新法を、数の力で強行採決した」と批判。金権腐敗にまみれて政治をゆがめ、「医療改悪や消費税値上げ、中小業者つぶしなどで、国民生活を破壊する政権には、一刻も早く退陣願う」と強調。自民・公明の政権に対決軸と打開方向を示している唯一の政党、日本共産党の躍進を訴えました。
小選挙区候補を代表し、中野候補が「人間の命、暮らしを粗末にする自民・公明に政治は託せない。何としても政治を変えたい」と決意を語りました。この街頭演説で、木島議員を先頭にした衆院選勝利を目指す全県キャラバンがスタート。長野市議選候補も合流し、六候補への支持を訴えました。
日本共産党の中林よし子衆院議員は二十六日、山口県の宇部、小野田両市で田中てるひさ衆院三区候補とともに街頭宣伝をおこないました。
中林議員は、イラク特措法にふれ、「イラク特措法を、与党は数の力でごり押しした。現地の司令官が『戦闘は続いている』と言っているのに、自衛隊を派遣するというアメリカ追従の姿勢は異常だ」と指摘。「国連中心に、イラクの人が希望している復興に力を尽くすべきだ」と強調しました。
景気回復の問題では、党の政策をのべながら、「国民のふところをあたためてこそ、景気回復ができる。共産党は国民本位の政治を実現するため全力をつくす」と日本共産党への支持を訴えました。
中林議員の訴えに、車の中から手を振る姿や、通りすがりに「中林よし子だ。がんばれ」と、声をかけていく市民がいました。