2003年7月30日(水)「しんぶん赤旗」
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日本共産党国会議員団・宮城北部地震災害対策本部と衆議院比例東北ブロック事務所、宮城県委員会は二十九日、宮城県を二十六日に襲った地震の被害対策について鴻池祥肇防災担当大臣に申し入れをしました。
現地調査をふまえ、激甚災害の指定をすみやかにおこなうことや生活必需品の確保・応急仮設住宅の設置、被災者生活支援法を適用して被災者への生活再建支援を急ぐことなどを要請しました。
松本善明対策本部長・衆院議員は、被災地の写真を示しながら「病院の施設が壊れ、患者に手術ができないなどの状況がある。財政支援をして、公共施設の復旧を急ぐ必要がある」と話しました。高橋ちづ子衆院比例東北ブロック候補は「被災地は水田地帯で、冷夏が心配されているところに地震が来て大きな打撃を受けている。希望がもてる国の対策をしてもらいたい」と要望しました。
鴻池大臣は「地元の苦しみは、よくわかる。激甚災害に指定する基準を満たしているかどうか、調査を急ぎたい」と答えました。
申し入れには松本・高橋両氏のほか、対策副本部長の藤木洋子衆院議員、同岩佐恵美参院議員、五島平衆院比例東北ブロック・二区候補、小野敏郎県副委員長・衆院四区候補、遠藤いく子県副委員長・参院宮城選挙区候補、高野博衆院五区候補、青野登喜子県議、阿部加代子河南町議が参加しました。