2003年8月4日(月)「しんぶん赤旗」
【チュニス2日小泉大介】チュニジアの政権政党、立憲民主連合から大会出席の招待をうけ七月二十七日から同国を訪問していた日本共産党の不破哲三議長は二日午後、すべての日程を終え、帰国の途に着きました。
チュニス空港では、ムハマド・アンタル外務省アジア局次長とアブデルラティフ・ハマム首相府顧問が不破議長を見送りました。アンタル氏は、今回の不破議長の大会参加が両党関係の発展にとって重要な意義をもったことを強調し、「今後も、日本共産党との関係を強化しながら、日本とのよい関係を発展させていきたい」と語りました。
これにたいし不破議長は、チュニジアがイスラム諸国との関係を発展させるうえで要の位置を占めていること、また、これまでにチュニジアが果たしてきた歴史と役割、今日の政治的な役割にもふれて、友好関係の発展を希望しました。
不破議長は帰国に先立つ一日夜、在チュニジア日本大使公邸で、小野安昭大使をはじめチュニス在住の邦人と懇談しました。