日本共産党

2003年9月3日(水)「しんぶん赤旗」

イラク派兵やめさせよう

東京・新宿 若者や女性が署名


 「有事法制は許さない!運動推進連絡センター」は二日夕、東京・新宿駅西口で「自衛隊のイラクへの派兵をやめさせよう」と宣伝・署名行動を繰り広げました。横断幕やのぼりを掲げ、二十数人がビラを配りながら署名を呼びかけると、若者や女性が立ち止まって署名していました。

 「平和記念資料館を見てきた帰りなんですよ」といいながら若者グループが署名。東京・江東区の高倉智広さん(19)は「戦争になるとどういうことが起きるか知っておきたくて資料館を見学してきたんです。戦争はよくない。自衛隊の派兵はアメリカの戦争を助け、肯定するもの。憲法に反します」と語りました。

 足立区の主婦、中村多恵子さん(62)は「なぜ自衛隊をイラクに行かせるんですか」と説明を求め、理由を聞いて署名。「結局は国連を無視してアメリカの横暴を認めることになるんですね。新聞をいろいろ読んでるけど、そういう事実を書いてないわよ。インターネットも活用して知らせてほしい」と注文していました。

 宣伝カーから国公労連の遠山享副委員長、憲法会議の川村俊夫事務局長、日本原水協の岸本直美事務局次長らが訴えました。日本共産党からは林紀子参院議員が参加し、「いま必要なのは自衛隊ではなく、不足している医薬品です」と語りました。


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