日本共産党

2003年9月28日(日)「しんぶん赤旗」

03 総選挙

自民政治変える改革訴え

党候補、支部が街頭で路地裏で


 臨時国会も始まり、「十月十日解散、二十八日公示―十一月九日投票」の解散・総選挙の流れがいよいよ強まっているもと、日本共産党は二十七日、衆院比例代表候補、小選挙区候補を先頭に、党支部・後援会が街頭や路地裏で政治宣伝、対話・支持拡大活動を展開。暮らしの問題でも、平和をめぐる問題でも、自民党政治を変える「民主的改革」の方向を示しているのが日本共産党であることを訴えました。


東京・新宿
佐藤1区候補

写真
街頭で訴える佐藤ふみのり衆院東京1区候補、松ヶ谷まさお新宿区議=27日、東京・新宿区

 日本共産党の佐藤ふみのり衆院東京一区候補は二十七日、松ケ谷まさお新宿区議とともに、新宿区内の五カ所で宣伝し、「自民党の政治にがまんできないという声を広げ、暮らしを守るまともな生活感覚が通じる国づくりを」と日本共産党への支援を呼びかけました。

 佐藤氏は、小泉内閣が消費税増税の環境づくりをねらっていることを告発し、「『営業の明日の見通しも立たないのに消費税増税はとんでもない』というのが街の人たちの声。増税まっぴらの声を日本共産党と私に託して」とのべました。

 ある商店街では、通りかかった男性が「共産党は安保条約をどうするのか」と質問。佐藤氏が「廃棄して、アメリカと平和友好条約を結び、アジアで平和の枠組みをつくっていく」と答えると、男性は「頑張ってほしい」と握手していきました。

京都
山下比例候補
西山、井上参院議員

 二十七日夕、日本共産党の山下よしき衆院比例近畿ブロック候補、西山とき子、井上哲士両参院議員は、京都市内で街頭演説に立ちました。

 山下候補は、「暮らし応援の政治こそ、関西と日本の経済を立て直す力」と暮らしや平和の問題で訴え。党の躍進で「暮らし・雇用守るまともな政治に転換し、憲法九条を堂々とアジアと世界にアピールできるまともな平和外交に切りかえよう」とよびかけました。

 西山、井上両参院議員はそれぞれ、テロ特措法延長案の廃案、消費税増税・憲法改悪ストップなどを訴えました。

 足を止めて聞いていた上京区の女性(54)は、「中小企業を痛めつける、年金を下げる、改憲で戦争しようとする…この自民党の好き放題を止めてほしいが、民主党では中途半端。ぜひ共産党に頑張ってほしい」と期待を語りました。


生活破壊、改憲勢力に負けない

党支部が政策で対話

東京・品川

写真
「総選挙で国民生活を守る共産党を」と訴える、日本共産党品川地区委員会小山支部の人たち。車いすは横塚輝雄支部長=27日、東京・品川区

 「いよいよ総選挙」―。東京都品川区の日本共産党小山支部は二十七日、住宅街をハンドマイクで宣伝しながら、有権者に後援会ニュースと比例ブロック候補者の政策や訴えを紹介したリーフを手渡し、対話しました。

 「自民党を壊すといいながら、国民生活を壊したのが小泉内閣」とのべ、消費税大増税や憲法九条を変えようとしている小泉内閣の姿を紹介。「消費税増税をやめさせ、憲法を守る願いを日本共産党へ」と訴えました。

 十月一日に不破哲三議長を弁士に開く武道館での演説会への参加をよびかけると、通行人が「そろそろ選挙だね」と注目、手をふる人の姿も。

 まちは各党がポスターを張り巡らすなど総選挙にむけ懸命な活動を展開。共産党への支持を広げる活動では、介護保険の負担の重さや生活の不安などがいたるところで出されています。

 支部は「国民のくらしを壊し、改憲をめざす勢力には負けられない」と論議。総選挙公示日とみられる十月二十八日までに選挙勝利に必要な宣伝・組織活動をやりぬこうと、人が集まれれば、すぐに宣伝と対話・支持拡大、「赤旗」読者を増やす活動に出ようと決めました。

 支部長の横塚輝雄さん(56)は、「総選挙での前進を何としてもかちとりたい。そのために、支部員一人ひとりの力を発揮してがんばりたい」と語っています。


もどる
「戻る」ボタンが機能しない場合は、ブラウザの機能をご使用ください。

日本共産党ホームへ「しんぶん赤旗」へ


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp