2003年9月29日(月)「しんぶん赤旗」
【ロンドン27日西尾正哉】国民の反対を押しきってイラク戦争を強行したブレア首相への批判は強まる一方です。二十七日付のフィナンシャル・タイムズ紙が掲載した世論調査では、「ブレア首相は辞任すべきだ」との回答が全体の50%を占め、「とどまるべきだ」とした39%を大きく上回りました。同紙は、イラク戦争を正当化するため情報をねつ造した疑惑などで支持を失ったと分析しています。
二十七日ロンドンでおこなわれた米英軍のイラクの占領に抗議するデモではブレア首相の辞任を求めるシュプレヒコールが繰り返されました。