日本共産党

2003年10月6日(月)「しんぶん赤旗」

巻きおこそう 政治変えるうねり

年金改悪・大増税ノーの審判を

職場、地域から 10・5大集会に1万8千人

東京・亀戸中央公園


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大増税反対、年金改悪許さないたたかいを広げようと集まった職場・地域の参加者=5日、東京・亀戸中央公園

 国会解散・総選挙を目前に、年金改悪、消費税などの大増税計画に反対し、政治の転換をもとめる10・5中央大集会が五日、東京・江東区の亀戸中央公園で開かれ、労働者、業者、年金生活者など一万八千人を超える人々が集まりました。参加者の口をついて出てきた言葉は「総選挙で政治を変えよう!」。たたかいののろしがあがりました。

山口衆院議員があいさつ

 会場には団体のノボリ旗が林立します。「増税勢力に審判を」「リストラ規制を、雇用を増やせ」「平和への一票を」など、各団体の発言に大きな拍手が寄せられました。東京・世田谷区の辻怜子さん(76)は、大企業には大減税という小泉内閣の政策に「高齢者はなけなしの年金で暮らしているんです」。建設国保組合で働く横浜市の男性(33)は「倒産や賃金未払いが多い。自民党政治は失敗した」といいます。

 主催者を代表して全労連の熊谷金道議長が、「総選挙で争うべきは、労働者・国民に痛みを押しつけ、アメリカいいなりの政治を続けるのか、抜本的な転換かの選択だ」と訴えます。連帯あいさつをした日本共産党の山口富男衆院議員(政策委員長代理)は、「こんどの選挙は国民のくらしと雇用、平和と憲法をどうするのか、二十一世紀の日本の進路が大きく問われる」とのべ、「国民が主人公の政治への道を力を合わせてきりひらこう」と呼びかけました。

 集会後、三コースに分かれてデモ行進。店先やベランダに出てきてデモに手を振り、拍手を送る人の姿が目立ちます。「消費税大増税はんたーい」のコールに、沿道や車の中からも「いいぞー」「はんたーい」。

 主催は、全労連、東京地評、神奈川労連、国民大運動実行委員会などで構成する実行委員会。


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