2003年10月9日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党の志位和夫委員長は八日放映のＣＳテレビ・朝日ニュースターの「各党はいま」に出演し、早野透・朝日新聞編集委員の質問に答え、解散・総選挙にのぞむ日本共産党の基本的立場、日本改革の提案などについて語りました。
志位氏は総選挙が「二十一世紀の日本の進路がどうあるべきかが大きく問われる選挙だ」と強調。(1)大企業応援でなく国民の暮らしを応援する政治への転換(2)米国言いなりを断ち切り、独立・平和の日本への転換−という経済と外交の二つの改革の提案を訴えたいとのべました。
自民党が消費税大増税と憲法改悪という、国民に苦難を強いる大悪政の地ならしを始めているもとで、日本共産党がこれにきっぱりと反対の態度を示しているのに対し、民主党は自民党の企てに反対できないと指摘。民主党の「マニフェスト」について、「自民党政治の同じレールの上で、どちらがうまく、早くやれるかの競い合いになっている」と指摘しました。
そして今度の選挙では｢自民党の古い政治を続けるのか､共産党で本当の改革をやるのか｣の選択と｢野党のあり方｣の選択の｢二つの選択｣が問われるとし､自民･公明連合､民主党､日本共産党の「三つの流れ」のどれが伸びれば日本の政治が変わるかを国民に問いかけたいと強調しました。
さらに質問に答えて、年金財源確保やサービス残業の撤廃、郵政事業と道路公団の民営化、イラク派兵などの問題について、日本共産党の提案を説明しました。
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