日本共産党

2003年10月9日(木)「しんぶん赤旗」

ブッシュ大統領の責任問う

民衆法廷ビデオ公開

アフガンの被害者ら証言


 十七日に来日する米国ブッシュ大統領の戦争責任を問うアフガニスタン国際戦犯民衆法廷実行委員会(共同代表、前田朗・東京造形大学教授)は八日、劣化ウラン弾禁止を勧告する十二月の最終公判にむけて製作した同法廷のビデオ(VHS約三十五分)をマスコミに公開しました。

 同ビデオは、第一回公判(七月二十一日)でのアフガニスタンの戦争被害者二人の証言などをもとに、ブッシュ大統領を「戦争犯罪」のほか「侵略」と「人道」の罪で告発。残虐兵器の劣化ウラン弾とクラスター爆弾の禁止を訴えています。

 同実行委員会は「今、日本政府は憲法をかなぐり捨てて自衛隊の(イラク)派兵を無理矢理おこなおうとしています」と批判。憲法九条をもつ日本から戦争被害者の痛切な肉声を発信することが、ブッシュ政権の先制攻撃戦略をゆるさない国際世論をつくることにも役立つとしています。


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