2003年10月20日(月)「しんぶん赤旗」
総選挙公示(二十八日)まであと九日と迫った十九日の日曜日、日本共産党は、志位和夫委員長が東京、市田忠義書記局長が福島で訴えたのをはじめ、各地で党候補、支部、後援会が、街頭宣伝やビラ配布、対話・支持拡大に取り組みました。
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「増税は困ります。商売をやっていけないですよ」「自民党はひどいけど、民主党もだめだね。消費税を上げるそうだし」。商店街での対話が弾みます。
日本共産党全国業者後援会は十九日、川崎市内の商店街で宣伝・対話行動に取り組みました。川崎区業者後援会も合流し、市内三カ所で、消費税増税反対を訴える「しんぶん赤旗」号外を手に対話しました。
「景気が悪くて困っちゃうんだよね。商店街も活気がないでしょ」と消費税増税反対の署名に応じた店主は、「民主党も消費税増税って言ってるね」とため息をつきます。後援会員が号外を広げ、「十五年間で国民からとった消費税は百三十六兆円なんですが、その間大企業の減税は百三十一兆円にもなるんです」と説明すると、「なるほどねぇ」と納得。「共産党に中小企業が元気になるような政治をしてほしいね」と語りました。
駄菓子屋では、「今朝のテレビ討論会を見ていたら、共産党だけが消費税反対だということがよく分かったよ」と話題になりました。
「民主党は消費税増税も言ってるし、自民党となんも変わらないよ」と話したのは、仕出し屋の下村敏正さん(77)。「お客さんから消費税をもらえる小売店なんてないよ」と署名しました。