2003年10月26日(日)「しんぶん赤旗」
自由法曹団の二〇〇三年総会が二十四、二十五の両日、福岡市で開かれました。
二十四日の全体会議では日本共産党の小沢和秋前衆院議員らが来賓あいさつ。二十五日は全体会討論後、総会議案を採択し、新役員を選出して閉会しました。
総会では、総会議案のほか「全国で憲法改悪を許さないたたかいを」呼びかける決議など五決議を採択。本部三役に坂本修団長(新)、島田修一幹事長(再)、松島暁事務局長(新)を選出しました。
あいさつにたった坂本団長は、政府・与党が改憲の方向を明確に打ち出したことに触れ、「自由法曹団は、数年の射程のなかで憲法の改悪という戦後史上最大の課題に直面することになる」と指摘。「草の根から世論を起こし、新しい共同をつくっていくうえで、自由法曹団が果たす役割はかけがえのないものがある。憲法改悪を阻止し、この国に憲法を輝かせるために全力を尽くそう」と訴えました。