日本共産党

2003年10月26日(日)「しんぶん赤旗」

米兵1日で3人死亡

米国防副長官訪問の日


 【カイロ24日小泉大介】イラク駐留米軍報道官は二十四日、イラクの首都バグダッド北約百キロのサマラの米軍基地が同日昼ごろ、迫撃砲攻撃をうけ、米軍第四歩兵師団の兵士二人が死亡、四人が負傷したと発表しました。また同日未明には、北部モスルでも穀物貯蔵所を警備していた米兵一人が銃撃をうけ死亡しました。

 二十四日は、ウルフォウィッツ米国防副長官が兵士激励のためにバグダッド入りした日と重なりました。前日の二十三日にはバグダッド北約五十キロのバクバの米軍駐留地にも迫撃砲が撃ち込まれ、兵士十三人が負傷したばかりでした。

 五月一日にブッシュ米大統領が大規模戦闘終結宣言をおこなって以降の米兵死者は二百八人(うち戦闘による死者は百八人)に達しました。とくに十月に入ってからの死者増加は顕著で、二十四日間で二十七人の米兵が攻撃により死亡しています。


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