2003年11月15日(土)「しんぶん赤旗」
福田康夫官房長官は十四日、総選挙を受けて衆院の構成問題などを協議している各派協議会に出席し、特別国会を十九日に召集することを伝えました。
各派協議会では、特別国会の会期について与野党が協議しました。
野党側は首相の所信表明演説と代表質問を求めるとともに、予算委員会を開いてイラク問題などを審議できる十分な会期を確保すべきだと主張しました。
しかし、与党側は、特別国会は審議をおこなわず、議長選出など院の構成と首相指名に限るべきだとして、会期を三日間とするよう固執しました。このため、十七日に再協議することになりました。