2003年11月17日(月)「しんぶん赤旗」
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安保廃棄・くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議(沖縄県統一連)は十六日、ラムズフェルド米国防長官が来沖し、稲嶺恵一知事と会談するのを前に、県庁前で街頭演説と「自衛隊のイラク派兵反対」の署名活動をおこないました。
「(イラク派兵は)絶対に反対。がんばって」(二人組の二十代の女性)との声や「子どもたちを戦争に巻き込まないための署名ですね」と、わざわざ引き返して署名するお年寄りなど、県民の関心が高く、約一時間半の行動で二百二十人の署名が集まりました。
宣伝カーでは、統一連加盟団体の日本共産党、平和委員会、新婦人、民青同盟などの代表が次々とマイクをにぎりました。小泉首相らがラムズフェルド米国防長官と会談し、米軍の占領支配を支援するイラク派兵を、早期に実施することをあらためて表明したことに強く抗議。「平和を願い、米軍基地を一日も早くなくそうという県民の意思をイラク派兵反対の署名で示そう」とよびかけ、「アメリカが起こす戦争の出撃拠点となる新基地の建設を許さず、日米安保条約の廃棄で、基地のない沖縄・日本をつくろう」と訴えました。