2003年11月18日(火)「しんぶん赤旗」
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安保破棄中央実行委員会は、「自衛隊のイラク派兵はやめろ」の声を政府に集中しようと、二十一日から二十七日までを「イラク派兵反対宣伝週間」とし、派兵反対の世論と運動をひろげようとよびかけています。草の根から全国いっせいに宣伝・署名、集会、パレードなどのとりくみをつよめます。
特別国会が開会する十九日には、国民大運動実行委員会と共同して、緊急の国会議員要請をします。午後二時半から衆院議員面会所です。
宣伝週間初日の二十一日には、安保破棄中央実行委員会と同東京実行委員会が東京・新宿駅西口で正午から宣伝・署名行動をします。
二十六日には、イラク派兵反対緊急全国代表者会議を東京都内で開催します。
また、団体や個人で政府・与党に抗議のファクスやメールを送ることを提起しています。
全国各地で十五、十六の両日、イラクへの自衛隊派兵をくいとめようと反対運動がおこなわれました。札幌市では、日本共産党道委員会が宣伝し、「死者が出たらどうするのか。戦争や武力では解決しない」「いまの日本は第二次世界大戦前の状況と似ている。恐ろしい」と反響をよびました。「ピースネット茨城」は土浦市のJR土浦駅前で宣伝。高校生から「自衛隊はイラクに行くべきでない」との声があがりました。
「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」の青年たちと日本共産党の八田ひろ子参院議員、笠井あきら参院比例候補は、名古屋市の繁華街で宣伝。フリーターの青年は「日本は派兵ではなく、医師の派遣など人的支援をするべきだ」といいました。
福岡県の久留米平和委員会と日本共産党筑後地区委員会は、久留米市の西鉄久留米駅前で「週末リレートーク」。五十一歳の男性は「自衛隊を送り込んだら、イスラム全体を敵にまわすことになる」と署名しました。