2003年11月20日(木)「しんぶん赤旗」
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全労連(全国労働組合総連合)に加盟する医療、公務、交通運輸、金属、年金者などの労働組合は十九日、東京・千代田区で「11・19秋闘統一行動」として、宣伝や省庁への要請、座り込み、集会、デモ行進などを終日展開しました。
行動の核として日比谷野外音楽堂で開かれた「総決起集会」(全労連主催、中央社保協協賛)は、五千人が会場を埋めました。「イラク派兵反対」「年金大改悪反対」「国立病院職員の雇用を守れ」「秋闘勝利」などの声と決意があふれました。
主催者を代表してあいさつした全労連の熊谷金道議長は、「年金制度をどうするのかが大問題になっている。自民党が消費税の大増税、憲法改悪を打ち出し、野党第一党がこれに同調するなかで、私たちの運動がこれまで以上に重要です。年金大改悪、大増税ノー、賃下げ許さない、という国民的な運動を広げていこう」とよびかけました。日本共産党の小池晃参院議員が連帯あいさつをしました。