日本共産党

2003年11月29日(土)「しんぶん赤旗」

イラク派兵反対

署名に行列、切れ目なく

世代超え行動、声…大きな波


 署名を訴えると応じる人に切れ目がない。戦争を体験したお年寄りから高校生まで関心が高く、演説に聞き入る──。小泉内閣がイラクへの自衛隊年内派遣強行をねらうなか、派兵反対、平和を求める声が世代を超えて全国各地で広がっています。

 長崎市で、有事法制に反対する長崎県連絡会などが二十七日おこなったイラク派兵反対の街頭署名には切れ目がないほどの列が並びました。行動に参加したのは十二人ですが、わずか一時間半で二百七十三人の市民が署名しました。「年金を削る一方でイラク占領支援に五千五百億円もの税金を使うのは許せない」「イラクはどこも危険。自衛隊を派遣するな」と駆け寄ってきた人も。「自分の兄さんが戦争にいくのと同じこと」と署名してくれた女子高生がいました。

 愛媛県松山市でも有事法制反対運動推進愛媛県連絡センターが取り組んだ署名行動に三十分で百人を超す市民が署名しました。八十七歳の男性は「戦争の悲劇をいやというほど体験してきた者としてイラク派兵は絶対に許せない」と声を強めました。

 福島市内では二十八日、日本共産党の大門実紀史参院議員の街頭演説に十七歳の男子高校生が足を止めて聞き入り、「今気になっているのは平和の問題。自衛隊のイラク派兵はよくない」と話しました。


緊急昼休みデモ

三重・津

写真

 三重県の津市で28日、緊急昼休みデモがおこなわれました。「有事法制反対、憲法を守る三重県連絡会」に参加する団体代表らがデモ行進し、市民に「イラク派兵反対」を訴えました。(写真)



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