2003年12月3日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党国会議員団と全建総連(全国建設労働組合総連合、前田幸太郎委員長)との懇談会が二日、国会内で開かれました。
この懇談は政府の予算編成を前に開かれたもので、組合側からは、〇四年度予算で建設国保国庫補助について厚生労働省の概算要求額二百七十六億円の満額確保を実現することや、住宅建設の促進など当面の制度政策要求についての要望がだされました。
これにたいして、国会議員団の建設国保対策委員会の責任者である、山口富男衆院議員が代表してあいさつ。「建設国保をはじめ、みなさんの要求実現のために全面的に取り組む」と報告しました。
また、組合側からは、公的年金等控除の引き下げ、所得税の定率減税、住宅ローン減税の廃止・縮小など、「大衆増税反対に関する要請書」が提出され、穀田恵二国対委員長が代表して受け取りました。
この懇談には衆参両院の党所属国会議員十六人が参加、それぞれ、要求実現のために努力する決意を述べました。また組合側からは佐藤正明書記長ほか十四人の役員などが出席しました。