日本共産党

2003年12月9日(火)「しんぶん赤旗」

自衛隊派兵

イラク国民は求めていない

市田書記局長会見


 国会議員先頭に宣伝 日本共産党の市田忠義書記局長は八日、国会内で記者会見し、小泉内閣が九日にもイラク派兵の基本計画を閣議決定しようとしているもとで、志位委員長や市田氏など、すべての国会議員を先頭にイラク派兵反対の街頭宣伝にとりくむ計画であることを明らかにしました。

 そのうえで市田氏は、「いま求められているのは、不法な軍事占領支配をやめ、国連の枠組みに変え、イラク国民の主権を尊重した非軍事の人道支援を行うことだ。それが(イラクで犠牲になった)二人の日本人外交官の遺志を受け継ぐことにもなる」と強調。イラクのバグダッドで暮らす教師から「米国の連合軍としてイラクに来ないで下さい」「今、日本の軍隊がイラクに来れば、日本はイラク人とイスラム教徒全体の敵になるでしょう」などと強い懸念をつづったメールが、日本のNGO(非政府組織)に送られてきたことを紹介し、国会内でもイラク派兵反対で追及していく決意を語りました。


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