日本共産党

2003年12月13日(土)「しんぶん赤旗」

占領当局に迫撃砲

米基地攻撃され15人死傷

イラク


 【カイロ11日小泉大介】日本政府が自衛隊派兵の基本計画を決定した九日以降、イラク現地では米占領軍に対する武装勢力の攻撃が激しさを増しています。十一日にはバグダッド西方約百キロのラマーディ近郊の米軍第八二空挺(くうてい)師団の基地近くで自爆攻撃があり、米兵一人が死亡、十四人が負傷しました。この攻撃では、近づいてきたトラックがいきなり基地手前で爆発。乗っていたイラク人三人も死亡したもようです。

 バグダッド中心部では十一日夜、占領当局である暫定行政当局(CPA)本部がある旧大統領宮殿が迫撃砲による砲撃を受け、敷地内から煙が上がりました。

 バグダッドでは前日の十日夜にもパトロール中の米軍部隊に手りゅう弾が投げ込まれ、同行取材していた米誌『タイム』の記者二人が重軽傷を負いました。


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