日本共産党

2003年12月16日(火)「しんぶん赤旗」

自衛隊派兵に反対

子ども・教育団体が声明


 「子どもの権利・教育・文化 全国センター」は十五日、自衛隊のイラク派兵をやめ、国連による平和的な解決と人道的な復興支援を求める声明を発表しました。

 同声明は、小泉内閣が九日、自衛隊のイラク派兵基本計画を閣議決定したことに「怒りをこめて抗議」し、撤回を求めています。憲法第九条の精神を高くかかげ、「国連の中心に平和的解決と真に人道的な支援をおこなう道をひらくことこそ、日本政府がとるべき道」と訴えています。

 二〇〇三年度教育研究全国集会(二〇〇四年一月十―十三日)の司会者・共同研究者会議の参加者は六日、子どもと教育を守るために自衛隊のイラク派兵に反対する声明を発表しました。

 同声明は、平和な世の中が「子どもたちの成長と発達の大前提」と指摘しつつ、日本を「戦争する国」にする自衛隊のイラク派兵は「たいへん危険な動きであり、心から憂慮する」とのべています。全国の父母・教職員らに反対の声をあげるよう呼びかけています。


もどる
「戻る」ボタンが機能しない場合は、ブラウザの機能をご使用ください。

日本共産党ホームへ「しんぶん赤旗」へ


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp