2003年12月25日(木)「しんぶん赤旗」
東京都新宿区議会の議員有志十六氏が呼びかけた「イラクへの自衛隊派遣反対! 昼休みデモ」が二十四日、新宿区役所周辺(同区歌舞伎町)で行われ、区民ら六十人が参加、バスを待つ女性が手を振って激励するなど注目を集めました。
呼びかけた議員は、日本共産党九氏のほか、民主・無所属クラブ四氏、社会新宿区議団二氏、花マルクラブ一氏。
デモ行進は、「イラクへの自衛隊派遣反対」と書かれた手書きの横断幕を持つ区議を先頭に、参加者がマイクをリレーし、イラク派兵反対の思いを熱く訴えました。デモ行進後の区役所前での集会では「小泉首相は、日本国民を危険にさらそうとしている。イラクへの自衛隊派遣反対の声をもっと結集すべきときです」と訴えました。
同区西早稲田から参加した奥山昭三さん(74)は、「自衛隊の派兵は絶対反対です。こういう超党派の運動の輪が広がるといいですね」と話していました。