2003年12月29日(月)「しんぶん赤旗」
【カイロ28日小玉純一】イラクからの報道によると首都バグダッド中心部で二十八日、二度にわたり爆弾が爆発し、米兵一人とイラク人の子ども二人が死亡しました。
駐留米軍によれば爆発は混雑した商業地域で発生。米兵五人、イラク市民の防衛隊員八人、通訳一人が負傷しました。米軍車列が通過した際に道路わきの爆弾が爆発したといいます。
また、前日のイラク南部カルバラの同時多発攻撃で二十八日に新たにイラク人市民五人が死亡。これでブルガリア兵四人、タイ兵二人を含めて死者は十八人となりました。この攻撃はフセイン元大統領拘束後、最大規模となりました。