日本共産党

2003年12月30日(火)「しんぶん赤旗」

ホームレスや支援者激励

八田議員ら ジャガイモなど届ける

名古屋


写真

炊き出し用のトラック内の様子を見る八田参院議員(中央)、瀬古前衆院議員(左)=29日、名古屋市内

 日本共産党の八田ひろ子参院議員、瀬古由起子前衆院議員らは二十九日、名古屋駅近くの西柳公園で、「越冬活動」に取り組む野宿生活者や支援者を激励しました。

 同西柳公園には、仮設トイレや飲み水用のタンク、イベント用のテントが設営され、医者による医療相談、支援の炊き出しなどが実施され、約百六十人の野宿生活者が集まり、支援者といっしょに作業をしました。

 八田議員は集まった人たちを前に「安心して暮らせるよう、医療が受けられるよう、がんばります」とあいさつ。愛知農民連の呼びかけに寄せられた大根やジャガイモ、長野の農民連からのリンゴ十六箱などの食材も届けられました。

 一九七五年暮れ、名古屋駅周辺の路上で、十一人が凍死、餓死したことがきっかけとなり、野宿生活者と支援者による越冬活動がはじまりました。今年で二十九年目を数え、期間は二十七日―年明け五日です(五日撤収作業)。


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